生きる意味ってなんですか?

~その答えは仏教にありました~

人生観を変える善のすすめ

仏教における善悪基準をもとに、日々生活していくと、

人生が変わるほどの結果をもたらすこともあります。

 

善行というと、

ボランティアとか寄付といった社会奉仕を想い浮かべますが、

仏教で最も大事にされるのは、

施す金額や量ではなく、

「どんな心」で行うかということです。

 

量より質。

 

形より心。

 

人からほめられたいとか、自分の利益を見越して、

恵まれない子供たちに多額の寄付をするよりも、

感謝の気持ちで、親へ一輪の花を送るほうが功徳が大きく、

善い結果があらわれる、

とされます。

 

家族や同僚、お客様に喜んでいただくために、

笑顔で挨拶をする。

 

助けてもらったり、何かをもらったら、

感謝の言葉や喜びの表情を惜しみなく表現する。

 

仏教の言葉で、

自分の利益ばかり求める心を「我利我利」といい、

 相手の幸せを願う心を「自利利他」といいます。

 

我利我利亡者では決して幸せになれません。

仏教は自利利他の教えです。

 

「利」とは「幸せ」のこと。

他人の幸せはそのまま自分の幸せとなるということです。

 

現代でも、

「利他の精神」といって、

松下幸之助氏や稲森和夫氏など

有名な経営者たちが理念としています。

 

「自利(自分の利益)」は、

意識しなくても常に考えているのが欲深い私たちですが、 

自分のことは忘れて、

ただひたすらに「利他」だけを考えていくことが、

結果的に大きな幸福をもたらす

 

ということは、成功者たちの例を見れば明らかです。

 

そういう気持ちを意識しながら、これからの人生を歩んでいくと、

見える世界が180度変わり、

まわりの人たちの心にも影響を及ぼしていくことになるでしょう。

 

自分の心を変えることで、

自分の見えている世界を変えられる、

素晴らしい教えです。

 

自分を変えたい

人生を変えたい

 

そう思っている人は、

まず、自利利他を心がけて日々生活をするところからスタートです。

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