本当の仏教とは?
本当の仏教とは何か?
正しい仏教とは何か?
仏教に関心のある方や、独学で学ばれた方に、
こんな質問をされることがあります。
世間のほとんどの人が仏教に抱くイメージは、
・葬式、法事、寺
・修行、座禅、ヨガ
・人間関係の悩みや、欲や怒りの抑え方を教えるもの
などです。
「拝めば病気を治してくれる」
「念仏となえれば借金が無くなる」
それが仏教だと教えるとんでもない人もいるようです。
本当の仏教とは、
「苦悩の根元」を断ち切る『絶対の幸福』
を教えたものです。
「枝葉の苦しみ」を減らそうとする『相対の幸福』しか教えていないのは、
本当の仏教とはいえません。それでは本当の幸せにはなれないのですから。
世界と比べても物質的に豊かな日本が、自殺者3万人。
全く幸せになっていないことからも明らかです。
本当の幸せとは何か、誰も教えていないからです。
苦悩の根元 = 無明の闇 = 疑情
それを阿弥陀仏の本願によって断ち切っていただくこと
これが、本当の幸せになる方法であり、私たちの人生の目的、つまり生きる意味です。
そして仏教を説かれた目的も、実はただこれ一つなのです。
私たちを本当の幸せに導く正しい仏教の先生(善知識)に
出会えるかどうかが大きなカギを握ります。
絶対の幸福になったとき、
お金がなくても、家族がいなくても、たとえ病気で臨終にいたとしても、
ただ一人、
「人間に生まれてよかった!」
「自分はこの幸せになるために生まれてきたのだ!」
という喜びに、誰でもなれるとお釈迦さまもおっしゃっています。
そんな幸せになるまで、苦しくても生き抜くこと、
そして仏教を真剣に「聴聞」していくことが
本当の幸せへの最短の近道です。