目的と手段のちがい(勉強・仕事編)
私たちが、毎日働いて生きていかなければならないのはなぜか?
学生ならば、毎日勉強しなければならないのはなぜか?
それを知るには、まず、
「目的」と「手段」の違いをハッキリさせなければなりません。
勉強でもビジネスでも、
この「目的と手段」をはっきりさせることは、とても大事なことです。
例えば、
東京大学に合格する=『目的』
↓↓↓
東大入学を売りにしている塾に通う、
東大入試の出題傾向を知る
東大に入れるコネがないか探す・・・など=『手段』
1年間で1,000万円稼ぐ=『目的』
↓↓↓
仕事をかけもちする、
効率よく稼げるビジネスを探す、
無駄使いを一切やめる・・・など=『手段』
これらを見ても分かるように、
まず『目的』をはっきりさせて、
↓↓↓
それを達成するにはどうしたらいいか『手段』を考える。
これが一番早く目的を達成できるやり方です。
勉強や仕事がなかなかうまくいかないという人は、
目的をはっきりさせないまま、手段ばかり考えているか、
目的すら決まっていないのに、何かをしようとしている人です。
「いつか100万円貯まればいいな」
と思っている人は、おそらく5年経っても貯められないでしょう。
「とりあえず資格でも取ろうかな」
という人は、当然勉強も続かないですし、
その資格の使い道もないのでやる気もおきません。
「いつかやろう、いつか言おう」
と思っているうちに、月日がたち、いつのまにか年をとってしまうのです。
『死ぬ時に後悔することベスト10』
などに出てくる項目でよくあるのが、
「食べたいものを食べなかった」
「行きたい場所に行かなかった」
「家族や愛する人に感謝を伝えなかった」
など。
やりたいと思っていたのに、いつかやろう、いつか言おうと思って
結局やらなかったことに私たちは後悔するのです。
臨終に後悔しないためには、
自分がやるべき目的をはっきりさせて、「今」やること。
やり方や伝え方は人それぞれ、自分が良いと思う手段を選択すればいいのです。
勉強や仕事でも「目的」と「手段」が大事ですが、
これを人生に置き換えてみましょう。
次は、人生の「目的」と「手段」について考えてみます。