最も恐ろしい、ねたみ・そねみ・嫉妬の心 ~愚痴~

私たち人間が作る「十悪」のうち最初の3つが、

 

「貪欲・瞋恚・愚痴」三毒の煩悩。

 

その中でも特に恐ろしいとされるのが、「愚痴(ねたみ・そねみ・嫉妬の心)」である。

 

が満たされなければ怒りになり、怒っても勝てない相手にはねたみそねみの心が湧きあがる。

 

自分よりも勉強ができる、運動ができる、異性からモテる相手に嫉妬して、何か粗がないかと探し始める。

自分の家よりも立派な家が隣に立つと、ねたましく、文句をつけたがる。

自分は成功者だと思っていても、さらに成功している人を見ると、負けた気がしてもっともっととなる。

 

自分はそんな卑しい心は持っていないという人でさえ、嫉妬の心を抑えられるのはその相手を自分より下等だと思っているからだ。

 

人の幸せを素直に喜べない、そんな心が自分にも他人にもあるのだといつも心に留めておかねばならない。

 

もちろん、嫉妬の心は原動力になり得るかもしれない。

 

しかし、愚痴の心から起こした行動では、幸せにはなれない。

愚痴は悪因だから。

 

愚痴というのは、=愚かな知恵のとおり、「因果の道理」が分からないから起きる心である。

 

今、善い結果があらわれている人は、過去に良いタネまきをしてきているから。

今、悪い結果が自分にあらわれているのは、過去の自分の行いが悪かったから。

 

この善因善果、悪因悪果、自因自果がいつでもどこでも変わらない真実である。

 

それが分かれば、人に嫉妬するのをやめて自分のタネまきに励むほうが賢い選択だと分かるだろう。

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