生きる意味ってなんですか?

~その答えは仏教にありました~

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

死にたいと思っている人へ、お釈迦さまからのメッセージ

私たち人間が、 みな求めているのが「幸せ」です。 すべての人が、幸せになりたい、不幸になりたくない、 と思って一生懸命生きています。 しかし、生きていてもいいことがあるとは思えず、 こんな苦しい人生ならいっそ死んだほうがまし。 そう思って、自ら…

親の大恩⑩ いくつになっても子供はかわいい

お釈迦様のとかれた『父母恩重経』の中に 親の恩が10に分けて細かく教えられていますが、 今回はその最後の10個目です。 ⑩ 究竟憐愍(くきょうれんみん)の恩 これはどんな状況になっても、 親は子供のことを思い、憐れむご恩です。 親は七十、八十の老…

親の大恩⑨ 子供が遠くへ行けば行くほど心配な親心

親の大恩十種の9つ目が、 ⑨ 遠行憶念(おんぎょうおくねん)の恩 子供が遠くへ行けば行くほど、 親の心配は募ります。 衣・食・住のことから、 友だちの心配、学業のこと、 仕事のこと、健康のこと、そして経済状態。 とにかく子供の身の回りのことすべてが…

親の大恩⑧ 子供を守るためなら罪を犯すかもしれない

親の大恩十種の8つ目が、 ⑧ 為造悪業(いぞうあくごう)の恩 子供の為なら、 悪い行いとわかっていてもやってしまう親心です。 子供を愛するあまり、 わが身を犠牲にしても、 いかなる強きものにも対抗して子供を守ろうとします。 ことに子供が餓死しようと…

親の大恩⑦ 子供には美味しいものをたべさせてやりたい

親の大恩十種の7つ目が、 ⑦ 嚥苦吐甘の恩(えんくとかんのおん) 『父母恩重経』には、 「食味を口に含みて、 これを子に哺わしむるにあたりては、 苦き物は自ら嚥み、甘き物は吐きて与う」 と言われます。 自分は食べなくとも、子を飢えさせる親はない。 …

親の大恩⑥ 子供のためなら汚いものも厭わない

親の大恩十種の6つ目が、 ⑥ 洗潅不浄の恩(せんかんふじょうのおん) 親が子供を育てるために、 おむつや衣服、 子供の出した汚いものをも労苦いとわず洗濯して、 常に清潔なものを着せてくれる恩です。 お経には、 「子供は母親の愛情がなければ養育される…

親の大恩⑤ 自分よりも子供を優先してくださる親の愛

親の大恩十種の5つ目が、 ⑤ 廻乾就湿の恩(えかんしゅうしつのおん) 母親は子供を乾いたところに廻し、 自らは湿ったところに就いて寝る、 という意味ですが、 子供がおねしょをした時のことです。 寝小便をした子が、 隣に寝ている母親を起こせば、 親は…

親の大恩④ 寝る間も惜しんで育ててくれた母へ感謝

親の大恩十種の4つ目が、 ④ 乳哺養育の恩(にゅうほよういくのおん) これは赤ん坊にお乳を飲ませ、養うご恩です。 生まれたばかりの赤ちゃんは、 三時間ごとに母親のお乳をねだり、 泣き出します。 朝9時 12時 15時 18時 21時 24時 3時 6時・・・ お母さん…

親の大恩③ 苦しみを忘れて、わが子の誕生を喜んでくださる父と母

親の大恩十種の3つ目は、 ③生子忘憂の恩(しょうじぼうゆうのおん) これは、 元気に生まれた我が子の姿を見ると これまでの悩み苦しみが一返に吹き飛んで 父母ともに喜んで下さるご恩です。 『父母恩重経』には、 「若しそれ平安になれば、猶蘇生し来るが…