「生きる意味が分からない人」へお釈迦様からのメッセージ

この世は諸行無常である。

 

これがまぎれもない事実であることは、多くの人が納得するだろう。

 

「じゃあ、結局この人生に変わらない幸せなんてないじゃないか!!!」

「今まで通り、辛いことも苦しいことも全部受け入れて頑張っていくしかないのか・・・」

 

という結論になるが、実はそうなのである。

 

ものごとを深くまで考え、「生きる意味」というものを突き詰めていくと結局そういう結論になってしまう。

 

だから、哲学者や作家、アーティストには自殺が多い。

 

頭の良い人ほど、結局「人生には意味がない」「そんな意味のない人生なら死んだ方がマシ」というゴールに辿り着いてしまうのだ。

 

しかし、これをゴールだと思ってしまうのは非常に危険である。

 

仏教では、人生には生きているうちにゴールがあることを、ハッキリと教えられている。

 

「なんのために生まれてきたのか」

「なんのために生きるのか」

「苦しくても生きなければならないのはなぜか」

 

その「なぜ生きる」の疑問に答えがあることを、お釈迦さまが生涯をかけて私たちに伝え続けられたのが仏教である。

 

天上天下 唯我独尊

三界皆苦 吾当安至

 

お釈迦様のこの言葉、間違えて解釈されていることが多く、正しい意味を知っている人は少ない。

お釈迦さまが「私が一番偉い」と言ったと誤解されているが、大きな間違いである。

 

正しくは、

 

天上にも地上にも、ただ私たち人間に生まれた者しか果たせない尊い目的がある。

人生には三つの世界があると言われるが、そのどれもが苦しみの世界である。

しかし、その苦みの中にありながら、私(釈迦)は安らかで楽しい。

 

※三界とは

①欲界・・・食べたい、金が欲しい、異性から好かれたい、人から認められたい、

      楽したい、という五欲のみで生きている世界。

②色界・・・芸術の世界

③無色界・・・宗教や哲学など思想の世界

 

人間としてより深い考えを持った無色界は、欲だけで生きている世界よりは高尚とされるが、それでもこの3つの世界どれも結局は苦しみに変わりないとお釈迦様は言われている。

 

私自身も、人生の目的、本当の幸せを求めて、宗教や哲学の世界にたどりついたが、結局そこに私の求めている答えはなかった。

 

性別、生まれた国、貧富の差、犯罪者、障害者関係なく、どんな人にもこの人生で果たさなければならない目的がある。(仏教の平等思想はここから)

 

だから、それを果たすまでは絶対に生きなければならない。

 

それが、2600年の時を経て、私たちへ向けられた釈迦のメッセージなのである。

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