生きる意味ってなんですか?

~その答えは仏教にありました~

家族

死ぬのが怖い人へ、お釈迦様からのメッセージ

小さいころ、 「死んだらどこへ行くんだろう」 「みんな自分のことを忘れてしまうのかな」 「もうお母さんに会えないのかな」 そう思うと怖くなって、布団の中で震えていました。 大人になってからも、家族や親せきや友人、大切な人が亡くなったとき、 「も…

大切な人を亡くした方へお釈迦さまからのメッセージ

子供や親、兄弟、夫や妻、恋人・・・ 大切な人を亡くしたとき、私たちは深い深い悲しみに苦しみます。 その愛が深ければ深いほど、大好きであった人ほど、亡くした時の悲しみは大きく、 いっそ自分も一緒に死んでしまいたいとさえ思います。 その絶望感は、…

私の人生このままでいいのだろうか

「私の人生このままでいいのだろうか」 そんな風に思う人は少なくありません。 私もときどき思いますし、友人の悩み相談などを聞いていても、 このワードにうなずく人は意外と多いです。 「毎日、家と仕事の往復で一日が終わっていく」 「かと言って、自分が…

なぜ自殺してはいけないのか?①

人生は苦なり とお釈迦さまは言われました。 人生というのは苦しみ悩みの連続で、 生きていくことは本当に大変なことです。 あまりにも大きな壁にぶちあたったり、絶望したとき、 私たちは、いっそのこと死んでしまいたいとさえ思います。 死にたいとは思わ…

孤独に押しつぶされそうな人へ、お釈迦さまからのメッセージ

人生は、苦しみ悩みの連続です。 友達を求めるのも 恋人を求めるのも 結婚するのも 自分を分かってほしいから。 認めてほしいから。 一人じゃ乗り越えられない苦しみがあるからです。 自分のすべてをさらけ出しても「好きだ」と 言ってくれる人がいたら、 そ…

白骨の章

浄土真宗でよく読まれる白骨の章 (蓮如上人の御文章の中にある一節です) 「白骨の章」とは名前にあるように、 生まれた者は必ず死んでいかねばならない厳粛な現実を 名文で書かれているので、 浄土真宗の葬式の際に、よく読まれています。 ご家族や大切な…

目的と手段の違い(人生編)

仕事にしろ勉強にしろ、 目的をはっきりさせてから、手段を選ぶことが大切です。 では、人生の目的と手段は何でしょうか? あなたの人生の目的は? あなたの生きる目的は? と聞かれて、 「世界一周すること」 「マイホームをたてること」 「目的なんて人そ…

目的と手段のちがい(勉強・仕事編)

私たちが、毎日働いて生きていかなければならないのはなぜか? 学生ならば、毎日勉強しなければならないのはなぜか? それを知るには、まず、 「目的」と「手段」の違いをハッキリさせなければなりません。 勉強でもビジネスでも、 この「目的と手段」をはっ…

親の大恩⑤ 自分よりも子供を優先してくださる親の愛

親の大恩十種の5つ目が、 ⑤ 廻乾就湿の恩(えかんしゅうしつのおん) 母親は子供を乾いたところに廻し、 自らは湿ったところに就いて寝る、 という意味ですが、 子供がおねしょをした時のことです。 寝小便をした子が、 隣に寝ている母親を起こせば、 親は…

親の大恩④ 寝る間も惜しんで育ててくれた母へ感謝

親の大恩十種の4つ目が、 ④ 乳哺養育の恩(にゅうほよういくのおん) これは赤ん坊にお乳を飲ませ、養うご恩です。 生まれたばかりの赤ちゃんは、 三時間ごとに母親のお乳をねだり、 泣き出します。 朝9時 12時 15時 18時 21時 24時 3時 6時・・・ お母さん…

親の大恩③ 苦しみを忘れて、わが子の誕生を喜んでくださる父と母

親の大恩十種の3つ目は、 ③生子忘憂の恩(しょうじぼうゆうのおん) これは、 元気に生まれた我が子の姿を見ると これまでの悩み苦しみが一返に吹き飛んで 父母ともに喜んで下さるご恩です。 『父母恩重経』には、 「若しそれ平安になれば、猶蘇生し来るが…

親に感謝できないのはなぜか?

「なんで自分は親に感謝できないんだろう?」 と悩んでおられる方は意外と多いです。 親に感謝できなくて悩むというのは、 非常に尊い心の持ち主だと思います。 自分の心を見つめ、 「親に感謝したい」 と努力している方にしか湧いてこない心だからです。 昔…

墓参りの本当の意味とは?

8月15日は「お盆」と呼ばれ、 墓参りへ行かれる方も多いと思います。 私も小さい頃から、 「じいちゃんの墓行くよ~!」 と親に連れられて、 墓に向かって手を合わせたりしていました。 しかし、 内心ではずっと疑問に思っていました。 「なんでただの石に向…

幸せには2種類ある?

どんな人にも、 これ一つ果たさなければならない 「人生の目的」がある。 と、仏教では言われています。 その目的とは、 「幸せ」になることです。 もちろん、不幸になるために生きている人などはいませんので、 幸せになるために頑張って生きていることは間…

「諸行無常」が幸せのキーワード

『涅槃経』というお経の中に、 諸行無常 という言葉があります。 古文の授業で聞いたことがある人もいるかもしれません。 『平家物語』の冒頭にも使われています。 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理(ことわり)を…