仏教を聞く=「法鏡」=ありのままの自分を知ること

私たちが、決して崩れることのない永遠の幸せ(絶対の幸福)になるためには、仏教をよくよく聞くことが大事であると言われる。 なぜなら、自分の本当の姿を正しく知ることが、幸せの第一歩だからである。 2600年前のインド。 お釈迦さまが、35才で仏のさとり…

仏教は暗いのか?

「仏教を聞くと、暗くなる」 「私はもっと明るく生きたいのに、仏教ではマイナスなことしか言われない」 「仏教は死のことばかり」 といった意見があるが、完全な聞き誤りである。 確かに、仏教では「人間の実相」つまり自分の本当の姿が次のように説かれて…

心で思っていることを、すべて言葉にできるか? ~心と口の関係~

仏教では、人間の作る罪悪を「十悪」にまとめられ、そのうち最も恐ろしい「欲・怒り・ねたみそねみ」の心を見てきた。 これらの心が、口から出る(言葉になる)と次の4つの罪悪となる。 ④綺語(きご)・・・心にもないお世辞を言うこと。 ⑤両舌(りょうぜつ…

最も恐ろしい、ねたみ・そねみ・嫉妬の心 ~愚痴~

私たち人間が作る「十悪」のうち最初の3つが、 「貪欲・瞋恚・愚痴」の三毒の煩悩。 その中でも特に恐ろしいとされるのが、「愚痴(ねたみ・そねみ・嫉妬の心)」である。 欲が満たされなければ怒りになり、怒っても勝てない相手にはねたみそねみの心が湧き…

怒りのループにはまらないためには・・・ ~瞋恚~

お釈迦さまが、人間の作る罪悪を10個にまとめられている。 その2つ目が、「瞋恚(しんに)」である。 あまり聞きなれない言葉だが、「怒りの心」のことである。 怒りの心はどうやって起きるか? 十悪の1つ目である「欲」がさまたげられると出てくるのが…

十悪とは? ~欲の心~

仏教では、「幸せになるためには悪をやめて善をしなさい」と言われる。 では悪とは何か? お釈迦さまは、私たち人間の作る罪悪を10個にまとめられている。 『十悪』 ①貪欲(とんよく) ②瞋恚(しんに) ③愚痴(ぐち) ④綺語(きご) ⑤両舌(りょうぜつ) ⑥…

人生観を変える善のすすめ

仏教における善悪基準をもとに、日々生活していくと人生が変わるほどの結果をもたらす。 善行というと、ボランティアとか寄付といった社会奉仕を想い浮かべがちであるが、仏教で最も大事にされるのは、「どんな心」で行うかということだ。 量より質。 形より…

偽善者とは?

「人」の「為」 と書いて、「偽」という漢字になる。 人のために何かをすることは善いことであるが、「自分のため」なのに「人のため」といってやることは偽善。 例えば、満員電車でお年寄りに席を譲ったとしよう。 すると相手は、「有り難う」も言わず、な…

幸せになるには善いタネまきを ~因果の道理~

布施をする、つまり、人に金や物を与えることは、自分のほうが損をするのではないか? と感じてしまう。 リンゴを3つ持っていて、2つを人にあげると、自分の手元にはリンゴは1つしか残らない。 これを損と思うか、得と思うか? 目先の結果しか見ていないと…

善とは?悪とは?~①布施をする~

生老病死、その他もろもろの苦しみの多いこの世で「本当の幸せ」になるには真剣に仏教を聞きなさいよ。 とお釈迦さまは言われている。 では、具体的にどのように聞けばよいのか? まず、仏教で勧められているのは「廃悪修善」である。 「悪をやめて、善をし…

世界を旅して分かった「本当の幸せ」

求めても求めても結局満足せず、幸せを求めてさまよい続ける私たちを、仏教で流転輪廻と言われる。 私自身、何かを求めてさまよい続けていた。 「自分探し」のために海外へ旅に出る若者は多い。 私もその一人で、日本という小さな枠から飛び出してみたら、自…

私たちが本当の幸せになれない原因、「五欲」とは?

私たちが知っている「相対の幸福」と仏教でいわれる「絶対の幸福」は、同じ幸せでも種類が違う。 「絶対の幸福」は、仏教を聞いていけばどんな人もなれる幸せであるが、なった人にしか分からない幸せである。 ただこれ、不可思議・不可称・不可説の信楽なり …

幸せには2種類ある? 「相対の幸せ」と「絶対の幸せ」

どんな人にも、これ一つ果たさなければならない「人生の目的」がある。 と、仏教では言われている。 その目的とは、「本当の幸せ」になることである。 もちろん、不幸になるために生きている人などはいないから、幸せになるために頑張って生きていることは間…

「生きる意味が分からない人」へお釈迦様からのメッセージ

この世は諸行無常である。 これがまぎれもない事実であることは、多くの人が納得するだろう。 「じゃあ、結局この人生に変わらない幸せなんてないじゃないか!!!」 「今まで通り、辛いことも苦しいことも全部受け入れて頑張っていくしかないのか・・・」 …

「諸行無常」が幸せのキーワード

「諸行無常」というお釈迦様の言葉(『涅槃経』)。 古文の授業で聞いたことがある人も多いかもしれない。 『平家物語』の冒頭にも使われている。 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理(ことわり)をあらわす(祇園精舎…

「生きる」とは「信じること」

「信じる」というのは、何も、特定の宗教に限ったことではない。 この人と結婚すればきっと幸せになれると「信じて」、人生の伴侶を決める。 仕事は辛いけど、頑張れば幸せになれると「信じて」、毎日会社に通う。 老後の蓄えや、資産があれば安心だと「信じ…

「宗教」=「信じる」なのか?

宗教とは、神様・仏様、自然、有り難いシンボルなど、何か人間の力の及ばないすごいものを「信じる」ものだと認識されている。 では、その「信じる」とはどういうことか? 「信じる」=「疑わない」ことだと思っている人が多いが、よく考えてみると、「信じ…

そもそも宗教って何?

「宗教って何だろう?」 と改めて疑問に思う人は日本ではあまりいないかもしれない。 私の人生では、宗教というものについて考える機会が何度かあった。 まず、19歳でロシアのモスクワ大学へ留学した時。 大学の寮に1年近く住んでいて、ロシア人だけでなく…

世界中の人が本当の幸せになるには

『世界中の人が本当の幸せになるにはどうしたらよいか?』 ということを10年ほど前から真剣に考えはじめ、哲学書や心理学などの本を読みあさったり、海外を1人で放浪してみたり、変わった仕事や趣味に挑戦してみたり・・・ それなりに楽しかったし、まわりか…